- けいちょう
- I
けいちょう【京兆】(1)「左京職・右京職」の唐名。(2)「京兆尹(ケイチヨウイン)」に同じ。(3)中国, 漢代, 陝西省長安から華県一帯の地名。IIけいちょう【傾聴】真剣に聞くこと。III
「~に値する」「静かに~する」
けいちょう【慶兆】よい事の前兆。 吉兆。IVけいちょう【慶弔】祝い事ととむらい。 結婚・出産などのよろこび事と葬式。V「~電報」「~用の礼服」
けいちょう【慶長】年号(1596.10.27-1615.7.13)。 文禄の後, 元和の前。 後陽成・後水尾天皇の代。 きょうちょう。VIけいちょう【憩潮】干潮と満潮で潮流の方向が変わる場所で, 干満の境で潮流の方向が入れ変わるとき, 一時潮流がほとんど止まる状態。 憩流。VIIけいちょう【敬弔】死者を謹んでとむらうこと。VIIIけいちょう【敬聴】謹んできくこと。IXけいちょう【敬重】うやまい大事にすること。X「同僚に嘆羨~せられたり/西国立志編(正直)」
けいちょう【計帳】律令制下, 調・庸賦課のため毎年作成された, 戸籍と並ぶ基本帳簿。 戸口の口数・年齢・性別・容貌や課不課の別などを戸主に書き出させ集計・総合したもの。 国司から太政官に送られた。 大計帳。 大帳。XIけいちょう【軽佻】よく考えず, 軽はずみに物事を行なったり言ったりする・こと(さま)。 軽率。XII「滑稽な~な調子から, それはロンドンの…流行唄(ハヤリウタ)らしい/ふらんす物語(荷風)」
けいちょう【軽重】〔「けいじゅう」とも〕(1)軽いことと重いこと。 重大なこととそうでないこと。「事の~をわきまえない発言」
(2)重さ・軽さをはかってみること。 軽んずることと重んずること。「慾徳の上に掛けても~し難き場合なり/鉄仮面(涙香)」
→ きょうじゅう(軽重)
Japanese explanatory dictionaries. 2013.